2015 多読学会年会 のお知らせ

日時 2015年8月1日・2日
会場 1日 SEG 2日 明星中学高等学校

参加費 3000円 (会員 無料、当日入会可 懇親会会費は別途4000円程度)  参加申込受付はここから

2015年多読学会年会 プログラム
2015/8/1(土)10:00-17:00  会場 SEG(新宿区西新宿7−19−19) JR新宿駅徒歩7分
会費 3000円 (会員は無料 懇親会会費は別途4000円程度)
土曜 10:00-10:25 藤井数馬
青田広史
沼津高専 継続した多読指導の重要性とそのための方策 本発表では、多読指導を単年度行っても自ら多読習慣を身につける学習者が少ないことを指摘し、多読指導を継続して行うことの重要性を、読破語数の増加と外部試験結果から考察する。そして、継続指導のためのデータ蓄積とウエブサイトの創設について報告する。
土曜 10:30-10:55 国重徹 鹿屋体育大学 LRや英米児童書に見られる言語的要素?その魅力と可能性 LRや英米児童書には、教科書やGRにはあまりない言語的要素が頻出します。本発表ではその一部を紹介し、これらがLRや英米児童書の魅力であることを述べます。また、これらに多く触れることがペーパーバック読破の成功率向上につながり得ることや、これらが過度のキリン読みを止めるツールになり得ることを議論します。
土曜 11:00-11:50 千葉克裕 文教大学 なぜ100万語読めるのか?−多読学習の効果と指導方法を多角的に考える 「最もJACETらしくない発表」という評価を第53回JACET国際大会(広島)で得て、JACET通信(2014年12月、192号、特別寄稿、26ページ) でも紹介された千葉先生の講演です。
http://jacet.org/newsletter/jacet192.pdf
文教大学国際学部における2年4ヶ月の多読指導で5名が100万語を読破し、さらに多数の学生が10万語単位で多読学習を継続しています。多読学習の英語力への効果をCASECスコアにより客観的に分析するとともに、なぜ彼らが継続することが出来たのか、その動機付けと指導方法についての考察などについても、お話いただきます。また、文教大学国際学部における英語教育全体の中での多読の推進方法およびその状況についても報告していただきます。
土曜 12:00-13:30 多読教室見学 SEG 多読教室見学 SEGの多読教室は、全部で27教室あり、各教室に、クラスライブラリとして、約2万冊の多読図書が用意されています。それをご自由に見学しながら、歓談ください。
土曜 13:30-13:55 藤岡千伊奈 流通科学大学 リメディアル教育における授業内多読指導 本発表は、2014年度に実施した大学での授業内多読の実践報告である。担当する全ての授業(再履修クラスを含む)で授業内多読を実施した。多読の成果、面接試験の試み、学生アンケートの結果等を紹介する。また、半期・通年の実践期間と多読前後に実施した C-Test結果との関係を考察する。
土曜 14:00-14:25 西澤 一
吉岡貴芳
豊田高専 東海地区の図書館における多読支援の広がり 東海地区では、多読用図書を導入し、英語多読を紹介、語数・YL等の情報を提供、利用者交流の場を提供する等、市民の多読を支援する公立図書館が増えている。その経緯と状況(利用者はミドル、シニアが中心、利用図書はORTとレベル0?2のGRが主流、英文和訳からの卒業が課題、利用者交流が継続の鍵)を報告する。
土曜 14:30-14:55 良知恵美子
柴田里実
常葉大学 false beginners の大学英語多読個別支援 発表者らは、大学英語教育において、2010年度より英語多読を実践し、年間100万語読了者を順調に輩出してきた。その一方で、false beginners群は、十分な成果を得られていない。本発表では、授業内およびセルフアクセスセンターで、年間100万語に向けて彼らを支援する方策を提示したい。
土曜 15:00-15:25 古川昭夫
Mark Koopman
Tim Rease
SEG 多書の導入の成果と課題
-生徒の実例より-
中高生対象の塾SEGではnative講師担当part で、5-10分でのFree Writingを導入した。生徒のWritingから、native講師自身が、生徒の理解度をより把握できるようになり、授業の改善に活かせることが分かった。実際のwriting例をもとに、多書の成果と課題について報告する。
土曜 15:30-15:55 鬼丸晴美 明星中学高等学校 明星中学高等学校で取組む多読 中学1年生多読では、英単語帳の導入をし、中3高1ではiPad導入によりebook利用を本格化しました。さらに読書時間確保のために放課後110分のパワーアップTADOKUも始めました。これらについて報告します。
土曜 16:00-16:25 金子敦子 武蔵野大学 大学での多読導入の実践報告と課題 大学生を対象とした必修プログラムへの多読組み込み実践報告。全学科生を対象とした多人数向けの展開ではシラバスへの組み込みや指導者の理解に加え、核となる学生の育成が必要となる。ホームルームクラスでの働きかけが学生の読書行動に及ぼす影響について考察する。
土曜 16:30-17:00 魚住香子
高瀬敦子
神戸国際大学
関西大学
英語力の伸びに影響を与える要因 164名の大学2年生にSSSおよびSSRで多読授業を1年間行い、EPERテスト結果の伸びに基づいて3つのグループに分けた。上位と下位グループ学生のアンケート結果(設問数56)および記録手帳のコメントを詳細に検証した結果、意識的な読みが成功の鍵となることが分かった。
土曜 17:30-19:00 懇親会 会費4000円程度 場所は未定です。
2015/8/2(日)9:00-15:00  会場 明星中学高等学校(東京都府中市栄町1−1) JR中央線国分寺駅バス7分、京王線府中駅バス7分(『明星学苑』下車)
日曜 9:00-9:25 総会 多読学会 予算・決算・理事の選出が議題です。会員の方はご出席ください。
日曜 9:30-9:55 高橋愛 徳山高専 多読授業の成果と課題──高専低学年の学生への実践から 徳山高専では2009年度から低学年(高校生に相当)への多読授業を続けている。導入以降、学生の意欲や学力に向上というかたちで成果が出ている。その一方で、授業担当者の異動等を経るなかで課題も浮き彫りになっている。本発表では過去6年間の実践を総括し、本校の多読授業の成果と課題について報告する。
日曜 10:00-10:25 良則子 沖縄県立芸術大学 多読の導入期と多読図書−2つの実践例から見えてくること 多読では、絵本・GR・LRといった様々な図書が活用されている。大学生に多読を導入する際に、GRを教材として用いたクラスとLRを教材として用いたクラスを担当した。本発表では、それぞれのクラスの読書量や読書記録、アンケートの内容を振り返り、多読導入時に使用する図書について考察する。
日曜 10:30-10:55 小島茂
鬼丸晴美
府中市立府中第一小学校
明星中学高等学校
小学校全職員で取組む英語  一年間の実施を振り返る 公益財団法人博報児童教育助成を受け取り組んだプロジェクトのあらまし。低・中・高学年の3ブロックでの話し合い→各学年で教材研究→45分間の指導案作成して授業公開。映像公開と今後の課題について報告。
日曜 11:00-11:25 佐滝弘美 明星中学高等学校 中学三年生での多読指導 1年生からの多読を振り返り、今年度3年生での多読を考える。また、多聴多読から多読への移行、生徒の達成感を育むための試行について報告する。
日曜 11:30-12:10 黛道子
浅野恵子
菅野秀宣
中島円
三橋匠
順天堂大学 多読する脳―MRIを用いた多読時の脳賦活部位の同定 多読による英語教育を実践する中で、読書速度が上がる、楽に読める、英語のまま理解できるようになるなどの効果は多くの現場で検証されてきた。多読した学習者の脳内では何が起きているのだろうか。今回はMRI画像を用い、多読学習歴と脳賦活領域の相関を考察した。その結果を報告する。
日曜 12:10-13:40 図書館見学 明星中学高等学校 明星中学高等学校図書館見学 中高で、日本で最大の多読図書の蔵書を誇る明星の図書館の見学です。1回の所要時間は20分程度です。
日曜 12:10-13:40 多読図書展示 協賛出版社 協賛出版社による多読用図書の展示です
日曜 13:40-14:05 三木望 駒澤大学 駒澤大学における選択科目としての多読授業 これまで必修科目としての多読授業は多かったが、選択科目としての多読授業は少なく、実践報告も少ない。本発表では、2014年度に開始した駒澤大学の選択科目の多読授業の試みと成功、課題を述べ、アンケートに基づいた情意面の効果とスピード計測テストと理解度確認テストに基づいた受講生の英語力の伸びを報告する。
日曜 14:10-14:50 座長
金子敦子
多読学会 「学習者向けガイド」についてのワークショップ
指導者向けのガイドは多読学会から提供されていますが、学習者向けのコンパクトなガイドの提供はまだありません。
指導者と学習者の助けとなるような学習者向けガイドについて話し合います。
日曜 14:55-15:00 岡山陽子 多読学会 閉会挨拶
日曜 15:05-15:55 理事会 多読学会 多読学会理事・監事の方はお残りください。

問い合わせは、jera-jimuあっとまーく@seg.co.jp へ連絡ください。

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