1.本学会紀要は、『日本多読学会紀要』 (JERA Bulletin)とする。本学会紀要は、語学教育における多読の実践や多読に必要な図書・環境に関わる研究及び報告を積極的に公表することにより、多読の発展に寄与しようとするものである。
2.投稿原稿執筆者は、本学会会員とする(共同執筆者を含める)。ただし、編集委員会が特に依頼、または許可する場合はこの限りではない。
3.使用言語は日本語または英語とする。
4.投稿原稿は未発表のものに限る。学会における口頭発表等をまとめなおしたものは未発表とみなす。
5.原稿を投稿するにあたっては、次の倫理的な配慮がなされていること。
1) 原稿作成の基となる研究や調査等において、協力者(実験や調査の対象者、被面接者等)がいる場合には、研究や調査の目的・方法・成果の公表の仕方等について十分な説明をおこない、その協力者(小学生以下の場合は、その保護者)から書面または口頭で協力への同意を得る。
2) 原稿中に個人が特定される記述・写真等がないこと。ただし、執筆者の責任において、あらかじめ著作権者・肖像権者から許諾を受けたものは使用可能とする。また、許諾を受けた旨は、注記など原稿中のどこかで明記することとする。
6.投稿原稿の種類は、1) 研究論文 (Research Paper)、2) 実践報告 (Practice Report)、3) 研究ノート (Research Note)、4) 私の多読指導 (2-Page Class Report)、5) 書評 (Review)、6) 多読用図書紹介 (Books for Extensive Reading)、7) アイディア
(Ideas)、8) 研究会等の報告 (Seminar / Workshop / Conference Report)、9)
その他 (Others)、があり、それぞれ以下の内容とする。
1) 研究論文:多読による語学教育・語学学習に関する学術研究論文
2) 実践報告:多読指導の実践に関する報告
3) 研究ノート:多読に関する学術的研究の中間報告や速報、授業成果の問題提起
4) 私の多読指導:多読指導の実践に関する簡易報告(規定書式あり)
5) 書評:多読による語学教育・語学学習に関する専門書または論文の紹介および論評
6) 多読用図書紹介:多読対象となるGR (graded readers) 、LR (leveled readers)、児童書等の図書の紹介
7) アイディア: 多読や多読指導に関する実践的なアイディア、テクニック、教案
8) 研究会等の報告: 多読に関する研究会/ワークショップ/学会等の報告
9) その他: 編集委員会が特に認めたもの
7.本学会紀要の発行は年1回とする。原則として発行は3月とし、投稿原稿締切日は10月末日とする。
8.投稿原稿の書式その他については、別途定める「『日本多読学会紀要』執筆要項」(サイトのアドレス記載)に従い、規定のテンプレートを活用すること。
9.投稿原稿の長さは、研究論文はA4判用紙20ページ程度、実践報告は2~16ページ程度、研究ノートは2~6ページ程度、書評は1~6ページ程度、多読用図書紹介は1~4ページ程度、アイディアは1ページ程度、研究会等の報告は4ページ程度とする。
10.投稿原稿は、投稿原稿締切日までに投稿チェックシートで確認の上(提出の必要なし)、本学会紀要編集委員会宛に電子メールにファイルを添付して送付する。執筆者はファイルを2種類(原本ファイルと査読用ファイル)MS Wordで作成し、合計2つのファイルを提出する。ファイル名は「執筆者名(原本)」、「執筆者名(査読用)」とする。送付するメールの件名は、「日本多読学会紀要投稿」とする。本文には、原稿の種類、タイトル、氏名、連絡先(郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス)を記すこと。ただし、原稿種別についての最終判断は、掲載の際に編集委員会で行う。
11.原稿は、以下のアドレスに電子メールで提出する。
電子メールアドレス: jerabulletinchiefeditors@googlegroups.com
12.編集委員会は、投稿原稿の掲載の可否について、複数名の査読者の報告に基づき判断する。掲載決定後、書式や体裁について編集委員会より執筆者に修正を求めたり、編集委員会の判断で書式の細部を変更したりすることがある。
13.原稿料は支払わない。掲載となった執筆者には、掲載号5部を進呈する。抜刷は印刷しない。
14.本学会紀要に掲載された研究論文等の著作権は本学会に帰属するものとし、これを学会がウェブ上で公開することに執筆者が同意したものとみなす。転載を希望する場合は、本学会にその旨を伝えること。